あなたの家のIHクッキングヒーターは汚れていないだろうか?
買った当時はピカピカだったIHクッキングヒーターも、長年使っていると、お鍋から煮こぼれた汁やフライパンで炒めた際の飛び散り油など、色々なものが高温で焼き固められ、凄まじく頑固な汚れが付着してしまう。
固着した汚れは雑巾で拭いても取れないし、万能なメラニンスポンジでこすっても全く歯が立たない。そう、永遠に汚れが落ちる気がしないのだ。
そんな時は、クリームクレンザージフと電動ポリッシャーを使うと簡単に汚れが除去できたりする。今回はその方法をご紹介しよう。

この黒い部分がIHクッキングヒーターにこびりついた汚れである。10年物の強敵だ。

パッと見ると汚れではなくIHクッキングヒーター自体が焦げていて、こんなのを除去できるのか?と不安にさえなる様な状態である。10年かけて培われた汚れは伊達じゃない。

そこで登場するのがクリームクレンザージフ。普通にスーパーなどで売っているものだが、細かい研磨粒子が汚れを削り取っていく商品だ。IHクッキングヒーターの天板はクリームクレンザージフの研磨剤よりも遥かに硬いので傷が付く事はない。安心して使ってOK。

こんな風に適量をIHクッキングヒーターの天板にぶっかける。

ご覧の様にアルミホイルでクリームクレンザージフをぶっかけた場所を擦り続ける事で汚れを除去する事が出来るのだ。だが今回の汚れはもうワンランク上の頑固なやつ。なのでアルミホイルであっても歯が立たない(長時間やれば汚れを取れなくはないだろうが、日が暮れて翌日になるだろう)

そこで登場するのが電動ポリッシャー!
下部の白いバフが楕円軌道で回転する事によって、対象物を高速に磨き上げる機械である。

黄色い四角のレバーをピストルのトリガーみたく引けばポリッシャーが動き出し、引いている間ずっと動き続ける。そしてトリガーを緩めるとポリッシャーの動作は止まるのだが、ずっとトリガーを引き続けるのがしんどい場合は、黄色い丸いボタンを押してトリガーを固定すれば長時間の使用する時も作業が楽ちん。

ポリッシャーをかけてから十数分間ほど。だいぶ汚れが除去されてきた。こうやって作業の効果が目で見えるとテンションが上がってくるね

左側の汚れは完全に除去できた。ポリッシャーをかけ終わったらクリームクレンザージフが IHクッキングヒーターの天板に残っているので、ティッシュペーパーかキッチンペーパー等で優しく拭き取って欲しい。

三十分強くらいで作業が完了した!汚れが落ちてから改めて思ったのが「汚れる前はこんなにピカピカだったんだ・・・」って事。ここまでキレイになると気持ちがいい。
長年使って汚れが取れなくなっちゃった!と諦めていた人も、是非IHクッキングヒーターの汚れ落としに挑戦して欲しい。
写真を見て頂くとわかるが、自分自身もこの強烈な汚れを諦めていた。そもそも汚れではなくてIHクッキングヒーター自体の焦げだから既に取れないのかも・・・と。
でも、この方法を知ってから実際に試してみると信じられないほどキレイになったのでビックリ!
汚れが落ちた後の爽快感は半端ないし、食べ物の調理をする場所はいつもキレイにしておきたいものだ。