埼玉県の吉見町に隠れ家的なカフェが存在する。
そのカフェは竹林の奥に佇む古民家で営まれており、夏はクーラーが無くても涼しいという非常に居心地の良い場所だ。今回はそんな場所を紹介したい。

かなり分かりにくい場所にある為、初めて訪れる際はこの看板を目印にすると良い。

この竹林の先に今回の目的地がある。

竹林をよく見ると左手にチラリと見えるのがカフェ「マロ」
俗に言う古民家カフェだ。

カフェの前には少し開けた場所があった。左手に見えるのは金属加工を行う工房、奥に見えるのは光の彫刻館となっている。

今回訪れた際に頂いたランチは、ローストビーフと筍ご飯。ちなみに筍ご飯は自家製の筍を使用しており、それ故に食べられる時期が一年間で数週間しかないらしい。この日は食べる事が出来てラッキーだった。

食後にはコーヒーを頂いた。こちらも一杯一杯コーヒー豆の粉砕から、ドリップまで丁寧に仕上げられた逸品で、酸味と苦味のバランスが良くとても美味しかった。

料理も美味しかったけど、この古民家カフェは景色も美味しいと感じた。

外は照りつける様な暑さで、何もしていなくとも汗が滴り落ちてくる状況。なのに古民家内はひんやり涼しく清々しかった。なんだかずっとここに居座りたい気分。

縁側もあり、日本の夏って情景あるなぁ。
店内は十人程度のお客で満席になる程度の広さだが、隠れ家とあってお客はそんなに来ていなかった。料理は美味しいし、居心地はいいし、お客もいないし、景色もなかなかで素敵なカフェ。
気になったのは、お値段が少し高めという事(今回はランチ+コーヒーで税込み1,600円くらい)だったのと、料理が出てくるまで少々時間がかかるという所。
だが、ランチの時間を1時間半くらい取れる人や、普段の生活に疲れて癒やしを欲している人には絶好のカフェかと思う。あと、行くには車が必須だ(駐車場もあり5〜6台停められる)
店内には不思議な芸術品が多く展示されており、ちょっとスタジオジブリの世界観に近い気がした。時間を忘れゆっくりと観察する事で、不思議な発見があるかもしれない。
マロについて
拠点住所 | 埼玉県比企郡吉見町上細谷73 |
営業時間 | 10:30~16:30 |
定休日 | 火曜日・水曜日・木曜日(加えて不定休あり) |
駐車場 | 有り |
オススメ度 | ★★★★★ |
古民家カフェ マロ - Retty
こちらは『古民家カフェ マロ(鴻巣/カフェ)』のお店ページです。実名でのオススメが2件集まっています。Rettyで食が好きなグルメな人たちからお店を探そう!