責任を追求されない記事の書き方

ライティング技術

大いなる責任

大いなる力には大いなる責任が伴う。とは映画スパイダーマンで登場する名言だ。英語にするとWith great power comes great responsibility.
例えば何百馬力もある自動車を運転する人は、ある意味大いなる力を手に入れており、それを自由に動かす事ができる。建物に突っ込んで破壊する事も、道行く人を跳ね飛ばし一生を台無しにする事もでき、結局その運転には大いなる責任が伴う。
方向性は違うも、Webライターやブログの運営者にも同じく大いなる責任が伴うと言えるだろう。なぜなら書いた記事が大いなるインターネットの世界に解き放たれ、もしかして多くの読者の目にとまり、その中の何人かが記事を鵜呑みにしてた挙げ句、自分の利益や命を脅かすという事も起こり得るからだ。

みんな責任を負いたくない

普通の人はありとあらゆる事に対して責任を負いたくないと考えるだろう。そもそも自分から進んで責任を負いたいという人を私は見たことがない。みんな仕事で責任の所在を明確にしたがり、ボールを誰が持っているかを気にする。なぜなら責任を取ることになったら、それ相応の金銭や立場を失うからだ。特にSNSやインターネットの世界は情報が伝わる人数が半端ではないため、負う責任の範囲や重さが尋常ではないので注意が必要だろう。

責任を伴わない記事の書き方

責任を伴わない記事の書き方は、ズバリ言い切らない事(と、言い切っている)例えば、「xxxである」、「xxxに間違いない」、「絶対にxxx」という言い回しは良くない。オススメなのは下記の様な表現方法だ。

  • xxxと思われる
  • xxxの可能性がある
  • xxxの様なもの
  • xxxかもしれない
  • 人によってはxxx
  • しらんけど(笑)

一般常識や信頼のおける情報元からのネタであれば言い切る事について問題はないが、気をつけるべきは自分の感想や考察であったり、情報の提供元が怪しいサイトである時。記事の表現として言い切る場合と言い切らない場合。うまく使い分けてメリハリのある記事を執筆したいものだ。

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