WebライティングとSEOライティングの違いを理解して文章を書けば、思った以上にイイことが起こるの巻

SEO対策

ホームページにおけるライティング

WebライティングとSEOライティングは混同される事が多いのだが、厳密にいうとその役割は全く違っている。SEOライティングの手法でWebライティングを行うと効果が薄れてしまうし、その逆もしかりなのだ。今回はその辺りにスポットを当てて効率的なライティング技法をお送りしようと思う。

まず、Webライティングというのはホームページに表示される文章作成という大きな意味を持つが、そもそもホームページは何のために存在するのかという事を考えると、Webライティングの重要性や役割が見えてくる。


ホームページを所有する意味

もしあなたがホームページ(ブログも含む)を作って、全世界に公開し、運用しているのであれば、その理由は何なのか、自分の胸に手を当てて思い出して欲しい。おそらく以下のどれかではないだろうか?

  • ホームページで商品やサービスを売ってお金を稼ぎたい
  • 企業としてのブランド力を高めたい
  • 自分の存在を世界中に発信して目立ちたい
  • 暇だからやってみた

この中で、暇だからやってみたというのは非常に少数派かと思う。おそらくホームページを運用しているほとんどの人がホームページを通じて利益を出したい(お金儲けをしたい)と考えているはずだ。でなければホームページの運営みたいな面倒で疲れる事を好んでやるとは考えにくい。更にはドメイン名の保持やホームページを保存するサーバーの運用費、そして広告費用まで払ってホームページを更新し続けているのは、少しの出費を利用して大きな利益を求めているからに他ならないのだ。

商品やサービスを提供して利益を上げるのであれば、ホームページを訪問したお客にお金を出して買ってもらわなければいけない。しかしネットの世界でお客がお金を出すという行為に出るのは容易な事ではない。Amazonや楽天市場といった誰でも知っている様な大手のホームページであれば支払いの敷居も低いと思うが、相手から見ると何処の誰が作ったかも分からないホームページでお金を出すというのは相当に難しいというのが現実だ。

その現実を乗り越えるためには、お客の心を掴む必要があるのだが、その手段こそがWebライティングなのである。

お客の興味を引き、購入欲を刺激し、最終的にはお金をサイトに落としてもらう。そのための情報提供、心理操作、クロージングまでのストーリーをホームページの記事として執筆するのがWebライティングの真髄とも言える。仮に訪問したお客が今回お金を払ってくれなくても、ホームページの印象をお客の頭の中に残して再度訪問してくれる可能性を0から1にするのもWebライティングの役目なのだ。

とにかくお客がホームページに訪問した時に、あなたが意図した通りに行動してもらえる様に記事を書く。それがWebライティングと言えるだろう。


SEOライティングとは

では、SEOライティングとは一体何なのか?SEO(search engine optimization)はGoogleの様な検索エンジンで自分のホームページを上位に表示させるための施策だが、ズバリホームページを世界中の人に見つけてもらうための文章執筆だ。つまり、SEOライティングを駆使してホームページを見つけてもらい、Webライティングを駆使してホームページ内でお客にお金を落としてもらう。この二段構えが大変重要となる。

ちなみにSEOライティングとWebライティングを同じ様に考えている人もいるが、大きな括りではライティング技術として同じものだが、細かい分類に分けるとその守備範囲や役割が違うところから別ものと考えた方が、最終的にホームページにおける目的達成の近道だろう。


まとめ

SEOライティングとWebライティングはそれぞれに奥が深く、細かい解説まで行うと数冊の本に渡る内容となるため今回の記事では割愛するが、徐々にそのテクニックや活用事例を紹介していきたい。あと、テクニックは非常に重要であるものの、大切なのはライティングを継続していく事。そして日々改善を進めていく事だ。最初はどんなにお粗末なものでも継続していけば必ず実を結ぶのだから。

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